家族が歩む12年を凝縮　R・リンクレイター監督「6才のボクが、大人になるまで。」予告公開

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［映画.com ニュース］リチャード・リンクレイター監督が「ビフォア」シリーズの盟友、イーサン・ホークらとともに12年をかけて完成させた力作「6才のボクが、大人になるまで。」の予告編が、公開された。ホークをはじめパトリシア・アークエット、リンクレイター監督の実娘ローレライ・リンクレイター、オーディションで見出されたエラー・コルトレーンが、12年間にわたり家族を演じている。

第64回ベルリン国際映画祭で2度目の監督賞（銀熊賞）に輝いたほか、米映画評集計サイト「Rotten Tomatoes」で高評価100％を獲得した話題作。実父との再会、母親の再婚、義父の暴力、初恋など経験し、大人へのとなっていく少年メイソンの成長を軸に、家族の変遷をみずみずしく映し出す。

予告編は、幼かったメイソンが親元を巣立つまでの軌跡を見つめ、歳月がもたらす本当の家族のようなきずなが、4人の間に芽生える様子をとらえた。本編では各時代を彩る楽曲が使用されており、同映像では米インディロックバンド「Family of the Year」の楽曲「HERO」にのせ、家族が歩む人生を丁寧に紡ぐ。

「6才のボクが、大人になるまで。」は、11月14日から全国で公開。