ディズニー実写版「ジャングル・ブック」主役のモーグリ少年役は10歳の新人

写真提供：アマナイメージズ

［映画.com ニュース］　米ウォルト・ディズニーが進めている、ラドヤード・キプリングの小説「ジャングル・ブック」の実写映画化企画で、主人公のモーグリ少年役に10歳の新人ニール・セシが起用された。

「ジャングル・ブック」は、オオカミに育てられた人間の少年モーグリを、動物たちが人間社会に戻そうとする物語。ディズニーは過去にも、長編アニメ「ジャングル・ブック（1967）」と実写版「ジャングル・ブック（1994）」と2度同作を映画化している。

米バラエティによれば、セシは数千人の候補者のなかからオーディションで選ばれた。ニューヨーク出身で、本作で俳優デビューを果たす。なお、動物たちはすべてCGになり、セシが本作で唯一の生身の俳優ということになる。

同作にはすでにボイスキャストとして、モーグリを育てる母オオカミのラクシャ役でルピタ・ニョンゴ、人食いトラとして恐れられる敵役のシア・カーン役でイドリス・エルバ、催眠術を使ってほかの動物たちを食べるニシキヘビのカー役でスカーレット・ヨハンソンが起用されている。

「アイアンマン」シリーズのジョン・ファブローが監督を務め、2015年10月9日の全米公開を予定。