まゆゆ、ピカチュウ怒らせる？「イーブイが好き」発言で平謝り

［映画.com ニュース］　アイドルグループ「AKB48」の渡辺麻友が7月19日、東京・TOHOシネマズ日劇で行われた「ポケモン・ザ・ムービーXY『破壊の繭とディアンシー』」の初日舞台挨拶に登壇した。子どもの頃からポケモンが大好きだといい「もちろん、ピカチュウも好きですが、イーブイが好きで……」と発言すると、同じステージに立っていたピカチュウが「ピカピカピカー！」と怒り心頭。かわいらしい抗議に、渡辺は平謝りだった。

渡辺は同時上映される短編「ピカチュウ、これなんのカギ？」のナレーションを務めており、「達成感に満ちあふれています。歌、ダンス、演技、そして今回のナレーションとお仕事の幅がまた広がった」と満面の笑み。メガシンカ（進化）がテーマの本作にちなみ、「メガまゆゆに進化できるように、日々頑張りたい」と気持ちを引き締めた。

人気アニメ「ポケットモンスター」の劇場版通算17作目で、2013年に放送を開始したテレビアニメシリーズ「ポケットモンスターXY」初の劇場版。ダイヤモンド鉱国の姫であるディアンシーが、滅亡の危機にさらされた故郷を救うため、サトシとピカチュウらともに、聖なるパワーを授けるポケモン・ゼルネアスを探す旅に出る。同日、全国357スクリーンで封切られた。

初日舞台挨拶には渡辺をはじめ、ゼルネアスを演じる三田佳子、山寺宏一、中川翔子、足立梨花、漫才コンビ「中川家」、サトシ役の松本梨香、湯山邦彦監督が登壇。女優歴54年にして声優に初挑戦した三田は、「松本さんが『三田さん、良かったですよ』と褒めてくださった」と安どの表情を見せた。

劇場版すべてに出演している山寺は「メガシンカ？　僕の場合はメガロウカ（目が老化）ですよ」と笑いを誘った。また、8年連続出演の中川は「進化といえば、早口が加速している」とこの日も、あふれるポケモン愛を猛スピードで熱弁し、中川家のふたりから「記者さんのペンが追いついてませんよ」とツッコミが入った。