「仮面ライダー鎧武」初日に全ライダー集結　本人役ゴンもレギュラー入りに虎視たんたん

［映画.com ニュース］　人気ヒーローの映画最新作「劇場版仮面ライダー鎧武　サッカー大決戦！黄金の果実争奪戦！」「烈車戦隊トッキュウジャー　THE MOVIE ギャラクシーラインSOS」が7月19日、全国309スクリーンで封切られた。佐野岳、小林豊ら“鎧武チーム”は、ゲストの元Jリーガー・中山雅史、歌舞伎俳優・片岡愛之助とともに東京・丸の内TOEI1を皮切りに都内、横浜の4カ所で舞台挨拶を行った。

佐野は、「スタッフ、キャストが自信を持ってお届けできる作品。夏休みのいい思い出にしてほしい」と高らかにアピール。小林も、「あとは皆さんに楽しんでもらうだけ」と自信たっぷりに語った。

「ライダーにあこがれ、出られるのなら何でもやる」という意気込みで出演したのがゴンこと中山。「仮面ライダーGONです」と自己紹介したが、実際は本人役で「キックの場面があって、僕が何回失敗するかによって皆に迷惑がかかるというプレッシャーがすごかった」と撮影を振り返った。

それでも、「そんな僕を使ってくれてありがとう」と金田治監督に感謝。そして、来年の劇場版では“スガオナンダーマサシ”で出ます」とレギュラー入りに照準を合わせていた。

歌舞伎界から初のライダーとなった愛之助は、「いまだすごいアウエー感ですね」と照れ笑い。大先輩との共演に佐野は「めちゃくちゃ緊張した」、小林も「迫力がビリビリ伝わってきて、負けちゃいけないと思った」とその存在感の大きさに最敬礼。気を良くした愛之助も変身ポーズを決め、「この夏一番盛り上がる映画。見ていない人を引っ張って映画館に連れてきてあげて」とPRにひと役買っていた。

「劇場版仮面ライダー鎧武　サッカー大決戦！黄金の果実争奪戦！」は、あらゆる願いをかなえるといわれる「黄金の果実」をめぐって、鎧武らアーマードライダーが総出演で激闘を繰り広げる。Jリーグともコラボレーションしており、中山は「W杯も熱かったけれど、この映画も熱くて、J1もスタートしました。映画を見終わったらスタジアムに行きましょう」とステージから身を乗り出して呼びかけていた。