クライブ・バーカー監督、クローネンバーグ出演「ミディアン」がテレビドラマ化

写真提供:アマナイメージズ

［映画.com ニュース］　「ヘル・レイザー」の生みの親としても知られる、英作家で映画監督のクライブ・バーカーが自身の小説「死都伝説」を自ら映画化したカルトホラー「ミディアン」を、テレビシリーズ化する企画があることがわかった。

映画版を製作した米モーガン・クリークが進めているもので、英エンパイア誌によれば、同社のマイケル・プラマイズが、バーカーの監修のもとですでに4話分の脚本を書き上げているという。現時点ではプロジェクトはまだ初期の段階にあるが、バーカー自身も2年前からテレビシリーズ化の構想を話していた。

「ミディアン」は、地下都市ミディアンを舞台に、夜の種族（原題のナイトブリード）と人間の戦いを描く。映画版には、主人公ブーン役でクレイグ・シェイファー、殺人鬼／精神科医役でデビッド・クローネンバーグが出演している。1990年の劇場公開版（108分）は大幅にカットされたが、今年の10月28日にはディレクターズカット版（159分）のBlu-rayがアメリカで発売されることになっている。