AKB48からJKT48へ3人目の移籍　近野莉菜がジャカルタデビュー

［映画.com ニュース］　人気アイドルグループ「AKB48」からインドネシア・ジャカルタを拠点とする海外姉妹グループ「JKT48」へ移籍した近野莉菜がこのほど、ジャカルタ市内で行われたJKT48の6thシングル「ギンガムチェック」発売記念コンサートに登場し、ジャカルタデビューを飾った。

2007年10月の第2回研究生（第5期生）オーディションに合格し、AKB48メンバーになった近野は、指原莉乃や北原里英らと同期生。今年2月に開催された「AKB48グループ大組閣祭り」でJKT48への移籍が決まり、4月に7年間親しんだAKB48劇場での公演を終了。新天地ジャカルタへ飛んだ。

AKB48メンバーのJKT48への移籍は、仲川遥香、高城亜樹に次いで3人目（高城はJKTから再びAKBに復帰）。近野はこの日、「River」「桜の花びらたち」「ひこうき雲」「少女たちよ」「白いシャツ」の5曲をインドネシア語で披露し、現地ファンに大歓声で迎えられた。同時にJKT48のチームKIIIに所属することが発表され、AKB48の中でも体育会系と言われたチームKに所属していたこともある近野は、「『熱い魂』が持ち味のチームKからやってきました。このたびJKT48でもチームKIIIのメンバーに選んでいただいたので、Kの魂を受け継いで頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

海外移籍の先達である仲川も、かつて日本で苦楽を共にした仲間との再会に「とても嬉しく、とても頼もしく思います。これから力を合わせてJKT48の良さをもっと多くの方々に知っていただけるよう、一緒に頑張っていきます」と挨拶した。