キティちゃんが舞妓になって踊る 「舞妓はレディ」×ハローキティのコラボポスター完成
2014年6月1日 09:20
[映画.com ニュース] 周防正行監督が舞妓の世界を描く映画「舞妓はレディ」と、サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」のタイアップが実現。振り袖を着て踊る舞妓姿のキティが描かれたコラボレーションポスターが完成した。
「舞妓はレディ」は、「それでもボクはやってない」「Shall we ダンス?」の周防監督が、20年前から着目していたという舞妓の世界を、第7回東宝シンデレラで審査員特別賞を受賞した新星・上白石萌音を主演に迎えて描いた最新作。舞妓がひとりしかいなくなってしまった京都の小さな花街を舞台に、舞妓になるという夢をかなえるため、老舗茶屋の門を叩いた少女・春子の成長を描く。
舞妓や芸妓といった花街文化は海外からも注目される日本の伝統文化であり、一方、今年で誕生40周年のハローキティも、ジャパニーズカルチャーの代表格として海外でも高い人気を誇る。同作の土屋健プロデューサーは、「夢をかなえていく主人公・春子のシンデレラストーリーは、年齢を問わず女子に愛されるストーリー。 さらに、京都、花街文化、そして、舞妓という世界観は、どんな女の子にも愛されるキティの魅力と非常に近いものを感じました」と、その愛くるしさで世界中を魅了する「MADE IN JAPAN」のアイコン的存在であるハローキティとのコラボレーションをオファー。実際に映画を見たサンリオも内容を気に入り、タイアップ実現に至った。
このほどお披露目されたコラボレーションポスターでは、「舞妓はレディ」のポスターを模し、振り袖を着て踊る舞妓姿のキティがお目見え。土屋プロデューサーは「キティが舞妓姿で踊っている姿がイメージでき、ご相談したところ共通ビジュアルでのコラボポスターも完成することになりました。“舞妓はレディ×ハローキティ”のコラボで『舞妓はレディ』がどこまで広がっていくか楽しみです」と話している。今後はオリジナルグッズの展開やサンリオピューロランドでの夏祭りコラボ企画、海外展開などさまざまなタイアップ企画も予定しているという。
「舞妓はレディ」は9月13日から全国公開。