「ホットロード」Nightsリーダー・トオル役は鈴木亮平　恋人の宏子は太田莉菜に

［映画.com ニュース］　紡木たく氏の伝説的コミックを能年玲奈主演で実写映画化する「ホットロード」（三木孝浩監督）の主要キャストが発表され、暴走族「Nights」のリーダー・玉見トオルを鈴木亮平（「HK 変態仮面」）、トオルの恋人・宏子を太田莉菜が演じていることが明らかになった。

全4巻での累計発行部数が700万部を誇る「ホットロード」の映画化では、主人公の和希役の能年をはじめ、和希が思いを寄せる不良少年・春山役に抜てきされた「三代目J Soul Brothers」の登坂広臣が銀幕デビューを飾る。さらに、和希のママ役に木村佳乃、恋人関係にある鈴木役に小澤征悦の出演が、既に報じられている。

今回の発表では、Nightsのメンバーとしてリチャード役を落合モトキ、金パ役を山田裕貴、和希が通う中学校の教諭としておばさま先生役を鷲尾真知子、高津役を利重剛が務めることが発表された。また、医者役に野間口徹、春山の母役に松田美由紀、Nightsと抗争中の「漠統」のリーダー・赤根役に野替愁平、No.2の永山役に遠藤雄弥が起用されている。

映画は、望まれて生まれてきたわけではないと知り心を痛める和希（能年）が、転校生のえり（竹富聖花）に誘われて行った夜の湘南で暴走族“Nights（ナイツ）”の春山（登坂）に出会い、不良の世界に居場所を求めるようになる。次第に春山への思いを募らせていく和希だったが、Nightsのリーダーとなった春山は敵対するチームとの抗争に巻き込まれていく。なお、主題歌は故尾崎豊さんの名曲「OH MY LITTLE GIRL」に決定している。

「ホットロード」は、8月16日から全国で公開。