ワン・ダイレクションのファン・フィクションが映画化？

［映画.com ニュース］　英ボーイズバンド「ワン・ダイレクション」の人気スター、ハリー・スタイルズを主人公にしたファン・フィクションが映画化される可能性が浮上している。

アナ・トッド著「アフター（原題）」は、明るく前向きな少女と、心に闇を抱えたミステリアスな少年ハリー・スタイルズとの、ドラマティックな恋を描く作品。オンライン・リーディング＆ライティング・コミュニティのワットパッドで連載され、ワン・ダイレクションのファンを中心に5億回以上クリックされる圧倒的人気を誇っている。

米Deadlineによれば、原作は読者たちの間で映画化が熱望されており、ユナイテッド・タレント・エージェンシーが権利販売にあたる。なお、映画でスタイルズ、及びワン・ダイレクションのほかのメンバーの名前を使うことは許可されていないようだ。

ファン・フィクションの映画化といえば、バンパイア小説「トワイライト」シリーズの愛読者だったE・L・ジェームズが執筆したベストセラー「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」がある。同作の映画版には、ジェイミー・ドーナンとダコタ・ジョンソンが主演。2015年2月13日に全米公開が予定されている。