本田翼＆東出昌大ダブル主演！「アオハライド」映画化決定

［映画.com ニュース］　「別冊マーガレット」（集英社）で連載中の人気少女漫画「アオハライド」が三木孝浩監督のメガホンで映画化されることになり、本田翼と東出昌大が主演を務めることが発表された。

今作のタイトル「アオハライド」は、「青春に（あおはる）」と「ライド（乗っていく）」を掛け合わせた造語で、中学校時代の初恋相手と再会し、改めてひかれていく高校生の一生懸命な青春の恋愛模様を描く。咲坂伊緒氏が2011年から連載する原作は累計発行部数470万部を誇り、映像化に向けて映画会社やテレビ局など10数社による争奪戦が繰り広げられた話題作だ。

主人公の吉岡双葉に扮する本田は、「双葉に近づきたい」という本人の希望で20センチのエクステをつけ、徹底的な役作りに励んでいる。自らは引っ込み思案な性格だといい、「双葉ちゃんみたいにまっすぐで素直な女の子に憧れていました。今回の作品を通して自分も変われたらいいなと思います」と意気込んでいる。

一方、「ごちそうさん」「クローズEXPLODE」など引っ張りだこの存在に成長した東出は、孤独な一面を抱えた男子高校生・洸を演じる。原作で描かれる名場面が再現されるほか、爽やかなキスシーンもあるといい「原作のきれいでスタイリッシュな魅力を最大限に生かして、『実写も素敵』と原作ファンの方たちにもおっしゃっていただける作品をつくれればと思います」と語っている。

実写化に際し、大ヒット作「僕等がいた」チームが再結集。三木監督は、「出来ることなら仲間に加わって彼らが繰り広げる“青春＝アオハル”に乗っかりたい！　動き出すのはいつだって遅くはない。経験に縛られ、自分の身を守る鎧で足取りの重くなった大人たちにこそ見てほしい。そんな映画にしたいです」とコメントを寄せた。

本田、東出のほか、新川優愛、吉沢亮、藤本泉、小柳友らが出演。4月1日にクランクインした撮影は、富山＆長崎でのオールロケを敢行するという。12月から全国で公開。