新デザインで挑む「キカイダー REBOOT」予告編は白熱バトル満載!
2014年4月1日 06:00
[映画.com ニュース] 1972年に誕生した特撮テレビドラマ「人造人間キカイダー」を若手俳優・入江甚儀の主演でリメイクする映画「キカイダー REBOOT」の予告編が、このほど完成した。ドラマ版のデザインを踏襲しつつ、格段にスタイリッシュになったキカイダーの力強いバトルが、劇場に続きウェブでも公開された。
「仮面ライダー」と人気を二分した伝説のヒーローが、41年の時を経て“再起動”。原作者・石ノ森章太郎のDNAを宿した“キカイダー”は、左右非対称のユニークなビジュアルと深いドラマ性を兼ね備えており、これまで何度もリメイク企画が持ち上がったが実現には至らなかった。今回は2年の歳月をかけ脚本開発が行われ、満を持してスクリーンでよみがえる。72年当時の主人公ジロー(キカイダー)役の伴大介が謎の心理学者・前野究治郎役で出演し、新・旧ジローの共演が実現することでも話題を呼んでいる。
本編のメガホンをとった下山天監督が自ら手がけた予告編は、デザインが一新されたキカイダーと宿敵ハカイダーの白熱のバトルシーンが満載。アンドロイドながら心=良心回路を持ってしまったジローと佐津川愛美演じる光明寺ミツコとの関係も見逃せない。
ロボットの平和的な利用によって日本国民に幸せをもたらすことを目標とした「ARKプロジェクト」。主任研究員の光明寺博士はロボットに心=良心回路を持たせようとするが、科学者ギルバート・神崎と激しく意見を対立させる。そんな中、光明寺博士が事故死し、息子のマサルの体に残された博士の研究データを奪おうと謎の特殊部隊が動き出す。マサルと姉のミツコを守ったのは、光明寺博士が作り出したアンドロイドのジロー(キカイダー)。やがてジローとミツコは心を通わせていくが、暗黒の戦士ハカイダーが現れジローを破壊しようとする。
主人公ジローを演じる入江をはじめ、高橋メアリージュンが体を張ったアクションシーンに挑戦。佐津川、伴のほか、ジローの生みの親・光明寺博士役で長嶋一茂が共演する。また、予告編の公開とあわせ、ギルバート・神崎役を鶴見辰吾が演じるほか、ベテラン俳優の石橋蓮司が参戦することも明らかになった。
「キカイダー REBOOT」は、5月24日から全国で公開。