劇場版「名探偵コナン」わずか4カ月ぶりの“新作”　高山みなみ「お祭りみたい」

［映画.com ニュース］　人気アニメの劇場版シリーズ最新作「名探偵コナン　異次元の狙撃手（スナイパー）」の完成披露試写会が3月31日、都内で行われ、レギュラー声優の高山みなみ（江戸川コナン役）、山崎和佳奈（毛利蘭役）、小山力也（毛利小五郎役）が出席。「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE」封切りからわずか4カ月での“新作”公開に、高山は「大変なのはスタッフさん。でもお祭りが続いているみたいで楽しいし、連載20周年で遠足も加わったみたい」と満面の笑みを浮かべた。

青山剛昌氏原作の人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版シリーズ18作目。東京で連続狙撃事件が発生し、江戸川コナンは女子高生探偵・世良真純と捜査を開始。被害者の関連性から、米海軍特殊部隊ネイビーシールズの存在が浮上する。「コナンフリークにはたまらない謎の数々が散りばめられている」（高山）、「細かいところにヒントが隠されている」（小山）と声優陣のアピールにも熱がこもる。

舞台挨拶にはゲスト声優の福士蒼汰とパトリック・ハーラン、主題歌を歌う柴咲コウが登壇。元海兵隊ケビン・ヨシノ役を演じた福士は「32歳という設定なので、どう声で表現しようかと悩んだ」と振り返った。一方、共演したハーランは「英語で演技できる逸材。全世界の人に見せたい」と初めての声優で英語のセリフに初挑戦した福士を持ち上げた。

柴咲は、作詞も手がけた主題歌「ラブサーチライト」について「コナンくんが犯人だけを見つめ、追いつめている集中力をイメージした」。前作「名探偵コナン　絶海の探偵（プライベート・アイ）」でゲスト声優を務めており、「また、やりたいです」と再挑戦に意欲を燃やした。

「名探偵コナン　異次元の狙撃手（スナイパー）」は、4月19日から全国で公開。