ポニーキャニオンのアニメ化大賞作「D.backup」、A-1 Pictures制作で15年劇場公開

　［映画.com ニュース］　3月22～23日に東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2014」のポニーキャニオンブースでアニメ化大賞発表会が行われ、大賞作品の「D.backup（ディー・ドット・バックアップ）」が2015年に劇場アニメとして公開されることが発表された。

アニメ化大賞は、13年6月から9月までの期間にアニメ化を前提とした漫画、小説、シナリオ、プロット、イラスト、音楽など幅広いジャンルの作品を一般募集したクリエーターオーディション。応募総数は約2500件を超え、多くの秀作が集まった。

特別賞は2作品で、1作目は今冬に「ぽにきゃんBOOKS」からライトノベル刊行が予定されている大西嵩人氏の「遷都Q」。もう1作品は伊夜子氏の「俺の先輩。」で、14年5月公開予定のポニーキャニオンが新たに立ち上げるWEBコミックサイト「ぽにマガ」で配信される。

そして大賞作品は「D.backup」で、15年の劇場公開が決定。アニメーション制作は「THE IDOL M@STER」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のA-1Picturesで、監督を「新世界より」や「進撃の巨人」第2期オープニングの演出などを手がけた石浜真史、脚本を「AIR」「Kanon」などのシリーズ構成で知られる志茂文彦がそれぞれ担当する。

ポニーキャニオンのプロデューサー石原良一氏は、「原作の世界観を生かしながら素晴らしい作品に仕上げるので、ぜひ期待して欲しい」とコメントした。

また、ポニーキャニオンのアニメ、ラノベに関わる全てを紹介する部活動「ぽにきゃんぜん部！」の発表も行われた。パーソナリティーに新人声優の植田ひかる、木野双葉、新田ひより、花守ゆみりの4人を起用し、4月からタブリエのインターネットラジオ「音泉」でWEBラジオの配信を予定。収録は毎回ニコニコ生放送で公開収録され、リアルタイムでも視聴できる。（トーキョーアニメニュース）