「ゴーストバスターズ3」アイバン・ライトマン監督が降板
2014年3月25日 14:30
[映画.com ニュース] 米ソニー・ピクチャーズ製作の「ゴーストバスターズ3(原題)」でメガホンをとる予定だったアイバン・ライトマンが、監督から降板することが発表された。今後はプロデューサーとして作品に携わるという。
前2作で監督を務めたライトマンは米Deadlineの取材に応じ、同作に主演したハロルド・ライミスさんの死去が、今回の決断の大きな要因だったことを明かした。ふたりは同シリーズをはじめ5作品でタッグを組んだ仲。ライトマンは「いい友人で、私のキャリアに大きな影響を与えてくれた」と故人を偲び、「ハロルドのいないゴーストバスターズは想像できなかった」と降板の理由を語った。
一方、スタジオ側もライトマンの心境の変化に理解を示し、プロデューサーのエイミー・パスカルが「彼はこれからも重要な役割を担い続けます。撮影が始まるのを心待ちにしています」とコメントを寄せている。
新しい監督探しは始まっており、すでに数人に声がかけられているようだ。ライトマンは、今秋にニューヨークで撮影したいが、2015年初旬になるのが現実的。第3弾では新世代のゴーストバスターズが主人公となり、オリジナルキャストのライミスさんとダン・エイクロイドがカメオ出演する予定だったが、ライミスさんの訃報を受け脚本が変更されるといわれている。