米SNSで今年期待の映画1位「ダイバージェント」7月日本公開決定
2014年3月14日 10:00
[映画.com ニュース] 全米ベストセラー小説を映画化した「ダイバージェント」の日本公開が7月に決定し、日本版ポスタービジュアル第1弾を映画.comが先行入手した。
全人類が16歳になると強制的に5つの共同体(ファクション)に振り分けられ、その中で生涯を過ごすことで平和を築いた近未来世界を舞台に、主人公の少女トリスが、「勇敢」「無欲」「平和」「高潔」「博学」のどのファクションにも該当しない「異端者(ダイバージェント)」と判定されたことで、再び世界が戦火に巻き込まれていく様を描いたSFアクション大作。
ベロニカ・ロス氏によるヤングアダルト小説3部作の第1部「ダイバージェント 異端者」(KADOKAWA刊)が原作。全米ではソーシャルメディア調査会社による、SNSで期待されている2014年の映画ランキングで1位となり、3月21日の全米公開を前にすでに続編の製作も決まっている。
完成したポスターは、世界崩壊から100年が経った町並みをバックに、胸元に3羽のカラスのカラスのマークをしるした主人公トリスと、背中に5つのファクションのマークがタトゥとして彫られ、「勇敢」のファクションでトリスの教官になるフォーが背中合わせに並ぶ姿を描いている。軍事・警察の役割を担う「勇敢」のファクションのメンバーは黒い服を身にまとい、身体にタトゥを入れる習慣があり、五角形に配置された5つのファクションのマークが世界の均衡を表している。しかし、トリスは出現してはならない禁断の存在「異端者(ダイバージェント)」であることから、ポスターに描かれた彼女は物憂げな表情で、自身や世界に漂う暗雲を予感させる。
主人公トリスを「ファミリー・ツリー」でゴールデングローブ賞にノミネートされたシャイリーン・ウッドリー。監督は「リミットレス」のニール・バーガー。