ゴキブリVS人類の死闘を描く「テラフォーマーズ」テレビアニメ&OVA化決定
2014年2月24日 06:00
[映画.com ニュース] ワーナー・ホーム・ビデオ&デジタル・ディストリビューションは2月19日、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中のコミック「TERRAFORMARS テラフォーマーズ」(作:貴家悠/画:橘賢一)のテレビアニメ及びOVAの製作決定を発表した。
「TERRAFORMARS テラフォーマーズ」は、2011年の「ミラクルジャンプ」創刊にあわせて連載が始まり、同年「週刊ヤングジャンプ」に前日談となる読み切りが掲載。その後、本編も「週刊ヤングジャンプ」に移籍して連載が続けられている。
原作コミックは2577年から2620年の未来を描いており、入植のために火星をテラフォーミング(惑星環境の地球化)すべく、ゴキブリと苔(こけ)を先行して送り込んだ人類が、二足歩行に進化したゴキブリたちの脅威と遭遇。激しい戦いを繰り広げていくSF作品だ。
ゴキブリたちとの戦いというとコミカルな印象を受けがちだが、実際にはハードかつ凄惨なバトルが見もの。人智を絶する力と高い知能を持った“害虫の王(ゴキブリ)”の恐怖に対し、仲間たちの死を乗り越えつつも、バグズ手術で得た昆虫の力と執念で戦い抜いていく人類の姿が描かれる。
このたび公開されたアニメ版ストーリーは、2599年を舞台とした「ミラクルジャンプ」連載分の第1部「BUGS2 2599(バグズ2号編)」のもの。このほか、原作コミックでは、22年前の2577年を描いた読み切り「BUGS1 257(前日譚)7」、ウルトラジャンプで連載されている約20年後の2620年を描いた第2部「ANNEX1 2620(アネックス1号編)」がある。
原作コミックは、設定の奇抜さやひとクセあるキャラクター描写、バトルの緊迫感などが話題となり、2013年版「このマンガがすごい!」(宝島社刊)オトコ編で第1位を獲得。単行本の累計発行部数も604万部を突破している。(トーキョーアニメニュース)
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