映画史上最も人を殺した監督トップ25 第1位は意外な結果に
2014年1月17日 18:10
[映画.com ニュース] 映画監督が、生涯監督作のなかで殺害した人間の数に基づいたランキングが発表された。
「映画のなかの死」を集計している米ウェブサイトMovie Body Countsのデータベースをもとに、米ミシガン州立大学の博士課程でコンピュータサイエンスを研究するランダル・S・オルソン氏が作成したもの。先に発表された俳優ランキング同様、1960年以前の作品や、海外の監督の旧作などは集計されていないものも多いとのことで、完全なリストではないとオルソン氏は補足している。
集計の基準だが、実際に画面上で特定できる/見えている死体のみカウントする。戦争映画やパニック映画など数万単位で人が死ぬ映画でも、視認できないものは除外される。
第1位にランクインしたのは、1517人を殺害したピーター・ジャクソン監督。ただし、その大部分は「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」(836人)と「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」(468人)の2作で行われているという。
暴力的なイメージの強いクエンティン・タランティーノ監督(13位)やマーティン・スコセッシ監督(圏外)の順位が低いなど、意外な発見がある。
また、俳優として267人を殺して俳優ランキングの3位に入ったシルベスター・スタローンが、監督としては450人を殺して15位にランクインし、両方のリストに入った唯一の映画人となった。なお、俳優ランキングのトップは369人を殺したアーノルド・シュワルツェネッガーだった。
トップ25は以下の通り(カッコ内は殺した人数)。
1.ピーター・ジャクソン(1517)
2.ジョン・ウー(1500)
3.ロバート・ロドリゲス(1026)
4.エドワード・ズウィック(1003)
5.ウォルフガング・ペーターゼン(889)
6.ザック・スナイダー(808)
7.リドリー・スコット(781)
8.セルジオ・レオーネ(748)
9.アントワン・フークア(711)
10.スティーブン・スピルバーグ(707)
11.カン・ジェギュ(590)
12.ウーベ・ボル(572)
13.クエンティン・タランティーノ(554)
14.ジェームズ・キャメロン(503)
15.シルベスター・スタローン(450)
16.ジョージ・A・ロメロ(447)
17.サム・ペキンパー(439)
18.マイケル・ベイ(401)
19.エドガー・ライト(399)
19.ローランド・エメリッヒ(399)
21.ゴア・バービンスキー(384)
22.オリバー・ストーン(377)
23.リュック・ベッソン(369)
24.ポール・バーホーベン(367)
25.スティーブン・ソマーズ(357)