高所恐怖症の飛行機演じた瑛太「ふだんは閉所恐怖症」と告白

［映画.com ニュース］俳優の瑛太が12月17日、東京・羽田の格納庫で行われたウォルト・ディズニー長編アニメ「プレーンズ」のジャパンプレミアに出席した。本作の日本語吹き替え版で高所恐怖症の飛行機を演じ、声優デビュー。「ふだん飛行機に乗るときは、窓際の席を取るようにしている。閉所恐怖症なので、ずっと空を見ています」と明かした。

ディズニー／ピクサーの人気シリーズ「カーズ」からインスピレーションを受け、世界最速レーサーを夢見るダスティの奮闘を描いた冒険ファンタジー。この日は、1903年にライト兄弟が動力飛行機による初飛行に成功した記念日で、瑛太は「初めて知りました。すごくうれしいですね」と感心しきり。自身の夢は「これからも、俳優の仕事を続けていければ」と語った。

プレミアには、メキシコの陽気な飛行機エル・チュパカブラ役に挑戦したミュージカル俳優・井上芳雄も出席し、子どもたちと劇中歌の「Love Machine」を熱唱。「僕も瑛太さんと同じく初めての声優。あこがれのディズニー映画に参加でき、さらに歌も歌えるなんて、光栄に思っている」と喜ぶ井上の歌声に、瑛太も「聞きほれました」と圧倒されていた。

また、「カーズ」のメーター役で知られ、本作では戦闘機を演じたタレントの山口智充もサプライズで駆けつけ、12月13日に誕生を迎えた瑛太に特製ケーキをプレゼント。アフレコ中は「自然と腕を、羽根のように広げていた」そうで、「『カーズ』が陸、『プレーンズ』が空ですから、次は海を舞台に演じたい」とさらなるシリーズ参加に意欲を燃やした。

「プレーンズ」は、12月21日から全国で公開。