飛び込み王子トム・デイリーがカミングアウト　オスカー脚本家と交際中

Photo by Clive Rose/Getty Images

［映画.com ニュース］　イギリスの飛込競技の選手で、2012年ロンドンオリンピックの男子10メートル高飛び込みで銅メダルを獲得したトム・デイリーが、自身のYouTubeチャンネルで男性と交際中であることを告白した。

19歳のデイリーは、甘く端正な顔立ちから日本では「飛び込み王子」の異名を持つ人気アスリート。デイリーは、カメラに向かって「今年の春にある人に出会って、人生が変わった。その人は男なんだ。自分でもびっくりしたよ。前々からそういうこともあるかもしれないとは思っていたけど、本当にその人に出会ったときに、これだと思った。まだ女の子にも興味はあるけど、今付き合っているのは男で、これ以上ないぐらい幸せだ」と率直に語った。

デイリーは、その際相手の男性の名前は明かさなかったが、その後米メディアが報じたところによれば、デイリーが交際しているのは、「ミルク」（ガス・バン・サント監督）の脚本で第81回アカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞したダスティン・ランス・ブラックだという。ブラックは現在39歳で、デイリーよりは20歳年上ということになる。

さらに、英LGBT向けニュースサイトPink Newsによれば、ふたりは今年3月、米ロサンゼルスで開催されたキッズ・チョイス・アワードで出会い、デイリーがブラックに一目ぼれし、自分から連絡先を渡したという。