ふなっしーに強敵？大阪玉造の非公式キャラ・とらとうちゃんが「水滸伝」PR

［映画.com ニュース］　大阪玉造の非公式キャラクター・とらとうちゃんが11月28日、都内で行われた中国大作ドラマ「水滸伝」のDVD発売イベントに駆けつけ、タレントの庄司智春を相手に大暴れした。

とらとうちゃんは、1985年生まれの丑年。単身赴任で玉造にやって来て、勝手にご当地を盛り上げているサラリーマンだ。英傑武松がトラ退治する劇中エピソードを再現することになった庄司の前に立ちはだかり、名刺交換もそこそこに庄司とバトルを開始。自前の黒カバンで庄司を攻撃する“反則技”で勝利を収めると、庄司は「芸歴18年でこれほどひどいことはない」とタジタジだった。

「三国志演義」「西遊記」と並び中国三大奇書に数えられる「水滸伝」を、構想10年、総製作費55億円を投じて描いた中国の大作ドラマ。汚職や不正がはびこる4代皇帝・仁宋の北宋時代を舞台に、世間からはじき出された108人の英傑が梁山泊に集い、悪徳官吏を打倒し、国を救うために立ち上がる。

この日、庄司はトラ退治に加え、槍の達人・林冲になりきった槍武芸、酔った勢いで壁に反逆の詩を書いた梁山泊のリーダー・宋江にちなんだ書道といった「水滸伝」エピソードを、体を張って再現。勢いよく槍を振り回すと、槍先が外れるハプニングもあり「逆にありがたいですね」（庄司）。また、怪力和尚・魯智深にならい巨木の“幹”を引き抜くパフォーマンスでは「ミキティーー！」と叫んでいた。

最終話にあたる第86話を収録した「水滸伝」DVDボックス7は、12月4日発売。