佐々木希の童貞観「好きな人であれば…」大胆告白に自ら赤面

［映画.com ニュース］女優の佐々木希が、ワケあり風俗嬢役に挑んだ映画「風俗行ったら人生変わったwww」の完成披露試写会が11月7日、都内で行われた。佐々木は主演の満島真之介、飯塚健監督とともに舞台挨拶。「最初はどのような役になるかというのが正直ありましたが、台本がすごく面白く、物語自体が素敵だったので、（撮影は）とても充実した日々でした」と自信のほどをうかがわせた。

役づくりにおいては、「もちろん、下調べはしました」と風俗嬢のブログなどを見て研究。それでも、「顔合わせやリハーサルで、満島さんや監督がとけ込みやすい状況をつくってくれたので、フラットな状態になれた」と強調した。

満島扮する29歳の童貞男に多大な影響を与えていく設定だが、童貞に対する見方を問われると「好きになった方であればかまわない」と大胆発言も。そのことに自ら気づくと、「もぉ～、そこでは見ていませんから」と、ほおを赤らめた。

一方、映画初主演の満島は、「童貞というイメージをふっしょくしたいと思い、力強く臨みました。100％の力を出し切りました」と宣言。20歳の時に自転車で日本を1周して役者を志す決心をしたことが人生の転機になった明かし、「この作品でも人生が変わりました。家族や友達を大切にするようになりました」と語った。

そして、舞台挨拶では巨大なハート型のボードを手に、あらためて佐々木に愛の告白。あまりの重さに取り落としてしまうひと幕もあったが、佐々木も「ありがとう」とその愛を受け止め、2人で「衝撃的なタイトルに負けず、見に来てください」と声をそろえ、アピールしていた。

「風俗行ったら人生変わったwww」は、風俗嬢に恋をした童貞男が、彼女を縛る運命を変えようと奔走しながら、自らの人生も切り開いていく姿を描く。1000円で観賞できる「1000taku」シリーズの1本で、既に今月6日からネット配信が始まっており、9日から全国の109シネマズほかで劇場公開される。