キスに胸キュン？長澤まさみ、岡田将生に助け舟「あこがれですよね」

［映画.com ニュース］　いくえみ綾氏の人気恋愛コミックを映画化した「潔く柔く　きよくやわく」が10月26日、全国266スクリーンで封切られ、ダブル主演の長澤まさみと岡田将生が初日舞台挨拶に登壇。胸キュンの瞬間を聞かれた岡田が、「突然キスされるとキュンとしますね。実体験？　いや、どうでしょうね……」と冷や汗を流すと、長澤は「あこがれですよね！」と助け舟。岡田は「そう、あこがれ！あこがれ」と冷静さを取り戻し、劇中同様の息が合ったカップルぶりを披露した。

映画は高校1年生の夏、交通事故で幼なじみのハルタを失い、恋ができなくなってしまったカンナ（長澤）が、同じくつらい過去を抱える赤沢禄（岡田）と出会い、ぶつかり合いながらも次第にひかれ合う姿を描いた。

長澤は原作の大ファンを公言しており「まさか、私がカンナを演じるとは思っていなかったので、不安もあった」と述懐。それでも「皆さんと一緒に作品と向き合い、すてきな成長物語に仕上がった」と確かな手応えを示し、「“いくえみ男子”は、なかなか思い通りにいかないのがいいんですよ」とファン目線の持論も展開した。

東京・TOHOシネマズ渋谷で行われた舞台挨拶には長澤と岡田に加えて、共演するハルタを演じる高良健吾、波瑠、中村蒼、メガホンをとる新城毅彦監督（「ただ、君を愛してる」「僕の初恋をキミに捧ぐ」）が登壇。ハロウィンシーズンにちなみ、「きれいで柔らかいから」（長澤）という理由で、特製のマシュマロが来場者にプレゼントされた。