名匠ラウル・ルイス最後のプロジェクト「皇帝と公爵」予告編公開
2013年10月17日 16:00
[映画.com ニュース]2011年に死去したチリ出身の巨匠ラウル・ルイス最後のプロジェクトを、ルイスのパートナーであったバレリア・サルミエントのメガホンで完成させた歴史映画「皇帝と公爵」の予告編がこのほど公開された。
武勇を誇ったナポレオンに対し、知将として知られたウェリントンがただ一度、剣を交えた世紀の決戦“ワーテルローの戦い”へとつながる、フランス軍のポルトガル征服と、その侵略を食い止めるイギリス・ポルトガル連合軍との“ブサコの戦い”の攻防と、戦乱の渦に巻き込まれてゆく人々の姿を描いた大河ドラマ。
ウェリントン役のジョン・マルコビッチをはじめ、カトリーヌ・ドヌーブ、イザベル・ユペール、メルビル・プポー、マチュー・アマルリック、ミシェル・ピッコリら豪華俳優陣が集結した。
予告編は、ナポレオンの肖像画を食い入るように見つめるウェリントンの横顔から始まり、ナポレオン軍と連合軍の緊張感あふれる対戦シーン、愛と運命に翻弄された人々の生活を切り取り、壮大な歴史絵巻の一端をうかがい知ることができる。
「皇帝と公爵」は12月下旬全国公開。