丞威主演「琉球バトルロワイアル」、ハワイ国際映画祭で世界初上映！

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［映画.com ニュース］　米ロサンゼルス出身の俳優・丞威が主演する映画「琉球バトルロワイアル」が、第33回ハワイ国際映画祭に正式招待を受け、10月20日（現地時間）に「スポットライト・オン・ジャパン」部門でワールドプレミア上映されることが決定した。

沖縄を舞台に描く、ダンスと空手を融合させたハイブリッドアクションエンタテインメント。究極のダンスを求め世界中を放浪する主人公・拳（丞威）が、琉球空手の技が隠された琉球舞踏の手ほどきを受けたことから、ある道場をめぐる“バトル”に巻き込まれていく姿を描く。空手やアクロバットに精通するダンスパフォーマーでもある丞威が、驚異的な身体能力を披露していることから、注目を集めている。

本作が招待された「スポットライト・オン・ジャパン」部門は、現在大ヒット中の「そして父になる」や三谷幸喜監督の「清須会議」（11月9日公開）など全18作品で構成される。ちなみに昨年は、コンペティション部門に出品された堺雅人主演の「鍵泥棒のメソッド」（内田けんじ監督）が、作品賞を受賞した。

また10月8日には、丞威と、本作に出演する琉球空手の大家・八木明人が、韓国で開催中の釜山国際映画祭に参加し、プロモーションイベントを行った。集まった海外の映画関係者や報道陣、約100人に対して、作品や舞台となった沖縄の壮大な自然を紹介した後、八木が空手の演武を披露。すると、会場はその迫力に圧倒されたのか一瞬静まり返ったが、すぐさまスタンディングオベーションが沸き起こり、早くも話題をさらったようだ。

「琉球バトルロワイアル」は、10月26日から沖縄・桜坂劇場で先行公開。翌週の11月2日からシネマート六本木ほか全国で公開される。