トム・クランシー氏が死去
2013年10月3日 12:18
[映画.com ニュース] 「レッド・オクトーバーを追え」や「パトリオット・ゲーム」など、「ジャック・ライアン」シリーズの生みの親であるベストセラー作家トム・クランシー氏が10月2日に米ボルチモアの病院で死去したと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。66歳だった。死因は明らかにされていない。
クランシー氏は軍事サスペンスの名手として知られ、CIAアナリストを主人公にした「ジャック・ライアン」シリーズからは、アレック・ボールドウィン主演「レッド・オクトーバーを追え」、ハリソン・フォード主演「パトリオット・ゲーム」「いま、そこにある危機」、ベン・アフレック主演「トータル・フィアーズ」などのハリウッド映画が生まれた。
最新作は、「スター・トレック」のクリス・パイン出演「ジャック・ライアン(原題)」(ケネス・ブラナー監督)で、年内に全米公開が予定されている。ヤングアダルト向けの小説の執筆や、軍事ゲームのクリエイターとしても活躍していた。遺作となった最新作「「Command Authority」は、12月3日に全米刊行予定。