吉本=イオン、エンタメ事業で基本協定締結

2013年9月24日 07:00


吉本興業の大崎洋代表取締役社長
吉本興業の大崎洋代表取締役社長

[映画.com ニュース] 吉本興業とイオンモールは9月19日、「エンタテインメント事業に関する基本協定」を締結した。国内に留まらずアジアを見据えたもの。最初の取り組みとして、12月20日にグランドオープンするイオンモール旗艦店「イオンモール幕張新都心」に、新コンセプトのよしもと劇場「よしもと幕張イオンモール劇場」をオープンする。

「イオンモール幕張新都心」全体概要記者会見、および「よしもと幕張イオンモール劇場」概要発表会が19日、都内のホテルで開かれた。吉本興業の大崎洋代表取締役社長とイオンモールの岡崎双一代表取締役社長が協定書に調印。強力タッグを印象づけ、ショッピングモール×エンタテインメントの新しい挑戦をアピールした。

地域を巻き込んだエンタテインメントや文化の発信―がキーワード。よしもととイオンモールの双方の強みを生かし、「よしもと幕張イオンモール劇場」を皮切りに、国内のみならず、イオンモールが出店強化する中国、ASEAN諸国などに向けて、地域活性化、さらに日本文化発信を推進していく。

吉本興業の大崎社長は「夢のようなお話をいただいた。社員、タレントが一丸となって、日本文化の発信に少しでもお役に立ちたい」とガッツポーズ。イオンモールの岡崎社長は「イオンモール幕張新都心」での劇場設立計画にあたって大崎社長に会いトントン拍子で話が進んだと明かし、「(アジア展開など)考えがピタリ一致した」と力を込めた。(文化通信)

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