「アメリカン・サイコ」続編がテレビシリーズに 50代のベイトマン描く
2013年9月13日 12:30
[映画.com ニュース] 2000年の映画「アメリカン・サイコ」の続編が、米FXネットワークのドラマシリーズとして企画されていると米Deadlineが報じた。
ブレット・イーストン・エリスの同名長編小説を映画化した「アメリカン・サイコ」は、1980年代のニューヨークを舞台に、ウォール街で働くエリートビジネスマンと猟奇殺人鬼のふたつの顔を持つ主人公パトリック・ベイトマンの姿を通して、物欲にまみれた時代の虚無をえぐり出した問題作。メアリー・ハロン監督の映画版では、クリスチャン・ベールがベイトマン役で主演した。
続編のドラマシリーズは、現代を舞台に、50代半ばになったベイトマンを描く。以前と変わらぬ日々を送るベイトマンが弟子をとり、新世代のアメリカン・サイコを育てていくという設定。映画を製作した米ライオンズゲート系列のライオンズゲート・テレビジョンがプロデュースを手がける。現時点ではキャストは未定だ。
なお、2001年に「アメリカン・サイコ2」(ビデオスルー)が製作されているが、殺人嗜好を持つ女子大生(ミラ・クニス)が主人公で、実際の内容はオリジナルの続編とは異なる。