名優2人の熱演の裏にこんな笑いが！「ザ・マスター」NGシーン公開

(C)MMXII by Western Film Company LLC.

［映画.com ニュース］　昨年のベネチア国際映画祭でポール・トーマス・アンダーソンが監督賞、主演のホアキン・フェニックスとフィリップ・シーモア・ホフマンがそろって男優賞を受賞した「ザ・マスター」のNG映像が、公開された。

1950年代のアメリカを舞台に、心に傷を負った復員兵士のフレディ（フェニックス）が、宗教団体の指導者“マスター”ことランカスター・ドッド（ホフマン）に出会い、互いが唯一無二の存在となる姿を描く。2人の圧倒的な演技が高く評価され、第85回アカデミー賞では主要3部門にノミネートされた。

公開されたNG映像のひとつは2人が煙草を吸うシーン。ある一言のセリフに、どうしても笑ってしまいNGを繰り返し、ホフマンとフェニックスの「素」の掛け合いを見ることができる。続くシーンは、主要キャストがエレベーターに乗っている場面で、密室で思わぬアクシデントが起こり、皆が吹き出してしまうというもの。本編のシリアスな雰囲気とは違った、キャスト陣の素の笑顔に注目だ。

今回公開された映像を含む特典映像を収録した「ザ・マスター」ブルーレイ（税込4935円）・DVD（税込3990円）は9月2日発売。