TBS地下倉庫から貴重な音源多数発見

［映画.com ニュース］　TBSホールディングスでは、地下倉庫のアナログテープをデジタル化する作業を進めてきた。その過程で、同社の前身であるラジオ東京の開局前夜祭（1951年）や、開局と同時に始まった「百万人の音楽」での演奏など、50年代をはじめとする戦後初期のクラシック音源218点を発見し、同社の放送音源であることを確認した。

ロストロポービチ、ヤッシャ・ハイフェッツ、ビルヘルム・ケンプ、ミッシャ・エルマンら海外の数々の巨匠の演奏が、モノラルでありながら高音質で収録されているほか、初来日や戦後初来日、最後の来日公演など特別な演奏会も多く、専門家から高い評価を得ている。また、音源だけでなく、当時の写真や文字による放送記録等も多数発見した。

なお、これらの音源は、デジタルリマスターを施した上で、クラシック専門のインターネット放送局OTTAVAで9月15日午後6時から放送する。（文化通信）

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