ネットフリックスがワインスタイン・カンパニーと契約

写真：ロイター/アフロ

［映画.com ニュース］動画ストリーミングサービスの米最大手ネットフリックスが、インディペンデント系の映画会社ザ・ワインスタイン・カンパニー（TWC)と独占契約を結んだと、バラエティが報じた。

TWCはボブとハーベイのワインスタイン兄弟がミラマックスの次に立ち上げた映画会社で、アカデミー賞に絡む良質な作品を毎年制作・配給している。現在は新作映画のテレビ放送権は米有料チャンネルのShowtimeと契約を結んでいるが、この契約が切れる2016年からはネットフリックスが独占放送を行うことになる。Showtimeの親会社CBSは契約更改交渉を行ったものの、ネットフリックスに競り負けたようだ。なお、条件内容については明らかにされていない。

ネットフリックスは、昨年12月にはディズニー、今年6月にドリームワークス・アニメーションと同様のライセンス契約を結んでおり、米有料チャンネルから新作映画のテレビ放送権を奪い取っている。TWCを獲得したことで、映画ファンにとってネットフリックスはますます重要な存在となりそうだ。