ウエンツ瑛士主演「タイガーマスク」主題歌は「AAA」の新曲

［映画.com ニュース］男女7人組の音楽グループ「AAA」が、ウエンツ瑛士主演で人気プロレス漫画を実写映画化する「タイガーマスク」の主題歌に、新曲「MASK」を提供したことがわかった。

同楽曲は、迷い傷つきながらも未来へと向かう強さを歌っており、本作の世界観とマッチしたアッパーチューンに仕上がっている。AAAは本作のオフライン映像をもとにイメージをふくらませ、レコーディングに臨んだそうで、メンバーの日高光啓は「どう生きるのか、何と戦うのか、そして、その先に何があるのか……。迷いや葛藤（かっとう）の多いこんな時代だからこそ、日本人のファイターズアンセムになれば」と思いを込めた。9月4日にリリースされる38枚目のシングル「恋音と雨空」に、カップリング曲として収録される。

メガホンをとった落合賢監督は「映画のテーマと完璧にマッチしていて、物語がまだ続いていくような予感をさせるエンディングが最高」と太鼓判。そして、「韓国でもカナダでも大好評でした。国境を超えて、世界中の人々のハートに響く素晴らしい曲であることの証明だと思います」と絶賛している。

梶原一騎氏原作、辻なおき氏作画で1968～71年に連載され、アニメ化もされた人気漫画。マスクを装着するとタイガーマスクに変身するという新設定のもと、孤児院で育った直人が闘技場に立ち、自らの信念を貫く姿を描く。夏菜、哀川翔らが共演している。

「タイガーマスク」は、11月9日から全国で公開。