ジェレミー・レナー、実在のジャーナリスト演じる映画に超強力キャスト結集
2013年8月2日 12:20
[映画.com ニュース] 米俳優ジェレミー・レナーが、CIAとコカイン密輸グループの関係を暴露したジャーナリスト、ゲイリー・ウェッブ役で主演する新作映画「キル・ザ・メッセンジャー(原題)」に、強力なキャストが結集した。すでに米ジョージア州アトランタ近郊で撮影が始まっているようだ。
レナーが演じる故ウェッブ氏は、米サンノゼ・マーキュリー・ニュース紙の記者。1996年、同紙に連載した「ダーク・アライアンス」という記事で、80年代にCIAがニカラグアのコカイン密輸グループを支援していたと報じ、物議を醸す。このレポートは大手メディアから激しいバッシングを受け、第一線を退いたウェッブ氏は04年、頭部に2発の銃弾を浴びて死亡しているのが発見され、当局はこれを自殺と断定。享年49歳だった。
レナーの脇を固めるのは、アンディ・ガルシア、バリー・ペッパー、マイケル・シーン、ロバート・パトリック、オリバー・プラット、ティム・ブレイク・ネルソン、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ローズマリー・デウィット、パス・ベガほか。テレビシリーズ「デクスター 警察官は殺人鬼」「HOMELAND」のマイケル・クエスタ監督がメガホンをとる。2014年全米公開予定。