アップアップガールズ仙石みなみ&佐藤綾乃、挑戦だらけの初主演映画で成長実感
2013年7月13日 14:25
[映画.com ニュース] タワーレコードが展開するアイドルレーベル「T-Palette Records」所属のアイドルで描くホラーサスペンス「讐 ADA 戦慄篇」(白石晃士監督)が7月13日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で1日限定上映され、映画初主演を務めた「アップアップガールズ(仮)」の仙石みなみと佐藤綾乃、相楽樹、村上東奈らが舞台挨拶に立った。
独特の教育法で評判の進学塾・閃光塾を舞台に、ある少女(仙石)が引き起こす凄惨な殺し合いを描く。「戦慄篇」「絶望篇」の2部作で構成され、「戦慄篇」は悲劇に見舞われた優等生(佐藤)が復讐を誓う姿を、フェイクドキュメンタリータッチで描く。「アップアップガールズ(仮)」のほか、「バニラビーンズ」「LinQ」「キャラメル☆リボン」「lyrical school」のメンバーが共演する。
仙石は、「怖くてダークな世界が広がっている。私はふだん『怒ったことある?』って聞かれるぐらい怒らない人間なので、そんな私が怒ったらこうなるのかな(笑)。自分自身を壊してやっていくという意味でも挑戦の映画だった」と述懐。優等生役を演じた佐藤は、「ファンの方は『あなたが優等生ですか?』って思うかもしれないけど、真面目でピュアで素直な子を演じている。演技経験がないので始まるまでは不安だった。この映画で一皮むけた気がする」と成長を実感していた。
「絶望篇」に出演する相楽は、「すごく難しい役どころ。感情を大事に、達成感のあるものができた。ちょっとグロいシーンもあるけど暑い夏にぴったり」とアピール。村上は、「ふだんの私と真逆で物静かな役。あんまり顔も見せないし話さないし、何を考えているのか分からない。演じている時は“無”でやっていたので、完成した映画を見て怖いなと思った」と自画自賛していた。