アントニオ・バンデラス、チリ鉱山事故映画化に主演
2013年5月22日 11:15
[映画.com ニュース] 2010年8月にチリのサンホセ鉱山で起きた落盤事故を映画化する「The 33(原題)」に、アントニオ・バンデラスが主演すると米Deadlineが報じた。
坑道の崩落により33人の男性作業員が閉じ込められながらも、69日後に全世界が見守るなか全員が無事に救出された事故を映画化するもの。「ブラック・スワン」などのプロデューサー、マイク・メダボイが救出された作業員33人の人生体験の映画化権を獲得している。
バンデラスが演じるのは、明るいムードメーカーで、地下の様子をビデオにおさめて地上に送っていた“スーパーマリオ”ことマリオ・セプルベダさん。また、役どころは不明だが、マーティン・シーンとロドリゴ・サントロの参加も決定している。
「モーターサイクル・ダイアリーズ」のホセ・リベーラが作業員や家族、救出にあたった人々との対話を通して脚本を執筆。メキシコ出身の女性監督パトリシア・リゲンがメガホンをとり、今秋のクランクインが予定されている。