あのテーマ曲も流れる！劇場版「あの花」新作カットを盛り込んだ特別映像公開

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［映画.com ニュース］　2011年にテレビ放送された人気アニメを映画化する「劇場版　あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の特別先行映像が、初公開された。3月30～31日に千葉・幕張メッセで開催された「アニメ コンテンツ エキスポ 2013」でお披露目された映像で、今回が初披露となる新作カットが盛り込まれている。

「あの花」の通称で知られる同作は、11年4～6月にフジテレビ「ノイタミナ」で放送された全11話のオリジナルアニメーション。「超平和バスターズ」という仲良しグループを結成し、いつも一緒だった幼なじみの6人の少年少女が、ある事故をきっかけに心を閉ざし、互いに距離を置いてしまう。高校生になった6人の前に、その事故で死んでしまったはずの少女が突然現れたことから、不思議でせつないひと夏が始まる。

6人それぞれが抱く葛藤や苦悩を繊細に描き出した同作は、世代や性別を超えて幅広く支持され、深夜帯の放送ながらも瞬間最高視聴率は5.5％を記録。物語の舞台となった埼玉県秩父市では「聖地巡礼」（ロケ地訪問）が盛んになるなど、大きな話題を生み出した。

2月25日に、劇場版の8月31日公開初日決定の情報が明らかになると、公式ツイッターアカウントのフォロワー数が数時間で1000人増加するなど、公開への期待は高まっている。そうした中でお披露目された今回の映像は、テレビシリーズの映像と劇場版の新作映像で構成されている。テレビシリーズのクライマックスシーンでは、「ZONE」の名曲をカバーして好評を博したテレビ版エンディング曲「secret base ～君がくれたもの～」が流れて感動を盛り上げ、その後に劇場版で描かれる1年後の超平和バスターズの面々が映し出されている。