第5回沖縄国際映画祭、「THE BOOM」の「島唄」でフィナーレ!
2013年3月31日 07:45
[映画.com ニュース] 第5回沖縄国際映画祭のラストを締めくくるオールエンディングが3月30日、沖縄・宜野湾の沖縄コンベンションセンター隣接のビーチステージで行われ、MCを務める沖縄出身のお笑いコンビ「ガレッジセール」や「スリムクラブ」をはじめ、よしもと芸人一同がステージに大結集。コンペティションの審査員を務めたデーモン閣下がライブのオープニングを飾り、人気バンド「THE BOOM」が今年20周年を迎える名曲「島唄」を熱唱し、会場を熱狂させた。
23日に開幕した同映画祭は、8日目となる30日に幕を閉じた。コンペティションでは、インド映画「バルフィ!」が審査員特別賞に相当するゴールデンシーサー賞に輝き、過去最多となる約42万2000人を動員した。
「THE BOOM」は、「星のラブレター」「風になりたい」「神様の宝石でできた島」など人気ナンバーを披露。また、沖縄の伝統芸能エイサーをベースにした創作太鼓集団「琉球國祭り太鼓」と「シンカヌチャー」をコラボレートすると、会場からは手拍子が巻き起こった。ボーカルの宮沢和史は、「今が1番風を心地良く感じる。イランやイラク、中国、エジプト、色々なところで問題が起きているし、沖縄の問題も山積み。2年前には震災があったし、20年間の間、色々な場所で色々な人のことを思って歌ってきた。今日は思い切り沖縄のために歌わせてください!」と叫び、「島唄」を熱唱した。
イベントの最後は、明石家さんまからのメッセージムービーが上映され、よしもと芸人ら映画祭キャストが勢揃いで「BEGIN」による映画祭のテーマソング「笑顔のまんま」を大熱唱。毎年恒例となる花火も打ち上げられ、映画祭は大盛況のうちに幕を閉じた。
次回の第6回沖縄国際映画祭は、来年3月23日~30日に開催予定。