Perfume、探偵風コスチュームで「ドラえもん」主題歌を披露

［映画.com ニュース］　「映画ドラえもん　のび太のひみつ道具博物館（ミュージアム）」の完成披露試写会が2月24日、東京・後楽園のTOKYO DOME CITYホールで行われ、水田わさび、大原めぐみ、千秋らレギュラー声優陣ほか、ゲスト声優の松平健、応援団長の松岡修造、応援団員の鈴木福くんと鈴木夢ちゃんの兄妹らが舞台挨拶に立った。

謎の男・怪盗DXに盗まれたドラえもんの大事な鈴を取り戻すため、ひみつ道具が展示されている未来の博物館を舞台に、のび太たちが大冒険を繰り広げる劇場版アニメーション第33作。マスタード警部役の松平のほか、アクションスター“向井おさる”役で向井理もゲスト声優で参加する。

マスタード警部役の衣装で登場した松平は、「子どもたちに喜んでもらえる映画に出られてうれしい。熱血感にあふれた男なので、怪盗DXをつかまえてやるぞという意気込みで演じた。ありがとうございマスタード！」とノリノリ。福くんは、「僕はこの映画を見て、頑張ることや仲間って大切だなと思った」としみじみ。夢ちゃんも「ひみつ道具がいっぱいあるところが面白い」と緊張まじりに話すと、福くんが「“夢”いっぱいです！」と妹をフォローしながら、大人顔負けの巧みなコメントで会場を盛り上げた。数多くの「映画ドラえもん」を手がけてきた寺本幸代監督は、「とにかく楽しい作品を心がけ、笑いありアクションありミステリーありのすごく盛りだくさんな作品。友だちの大切さや、誰にでも良いところがあるということを感じてほしい」と語りかけた。

そして、本作のために書き下ろされた主題歌「未来のミュージアム」を歌うテクノユニット「Perfume」も探偵風のコスチュームで駆けつけ、サプライズ生ライブで客席を沸かせた。“あ～ちゃん”こと西脇綾香は、「ひみつ道具も歌の中に出てくるので、フリを一緒に真似してみて。自分らしさをもつって大事だし、自分はダメダメなんだよって思っていても認めくれる人はたくさんいる。そんな熱い強いメッセージが込もった映画」とアピールした。

「映画ドラえもん　のび太のひみつ道具博物館（ミュージアム）」は、3月9日から全国で公開。