「アウトレイジ ビヨンド」加瀬亮の怒号クリップ集を入手！

［映画.com ニュース］　北野武監督作「アウトレイジ ビヨンド」に出演した加瀬亮が、2月7日に授賞式が行われた「第67回毎日映画コンクール」で男優助演賞を戴冠。映画.comはこのほど、同作で加瀬が演じた山王会若頭・石原の怒号シーンを集めた特別クリップ集を入手した。

前作「アウトレイジ」のスマートな現代ヤクザから一転し、今作では部下に向かってキレまくる“狂犬”と呼ぶにふさわしい強烈なキャラクターと化した石原。特別クリップ集では、小日向文世や中尾彬らを怒鳴り散らす3種類の映像が収録されている。

加瀬は、石原というキャラクターを「等身大で演じることができない役柄で、演じている途中も不安や心配がありましたが、北野監督ほかキャスト・スタッフの皆さんの力を借りてつくり上げることができた役柄です」と解説。「撮影中は、大先輩である俳優の方々を『おまえら！』など怒鳴ったりするところが大変でした。カメラが回っていない間は完全に立場が逆ですから（笑）」と撮影時の苦労を明かし、「これからも、もっと上手い役者になって、映画ファンの皆様のために頑張りたいと思います」とコメントを寄せている。

「アウトレイジ ビヨンド」は、2010年公開作「アウトレイジ」の5年後を舞台に、関東最大の暴力団組織・山王会と関西の雄・花菱会を中心に、以前の抗争で獄中死したはずのヤクザ・大友（ビートたけし）や警察が入り乱れる壮絶な権力争いを描くバイオレンス作。4月12日にブルーレイ＆DVDが発売予定（レンタルも同日開始）。