不振のドリームワークス・アニメが500人規模のリストラを予定
2013年2月12日 11:30
[映画.com ニュース] ドリームワークス・アニメーションが大規模な解雇を行う予定であると、Deadlineが報じた。
ドリームワークス・アニメーションといえば、昨年11月に全米公開した「Rise of the Guardians」の全米興行収入が1億ドルと期待外れに終わり、株価が急落。ラザードキャピタル・マーケッツのアナリスト、バートン・クロケット氏は、同社は9600万ドルの損害を被ると予測している。
これを受けて、同社と配給契約を結んだ20世紀フォックスは、11月1日に全米公開予定だった「Mr.Peabopdy And Sherman」の封切りを2014年3月7日に変更。今年の公開映画を、「The Croods」と「Turbo」の2作品のみにした。さらに、14年公開予定の「Me & My Shadow」をスケジュールから外している。
今回のリストラは最大で500人規模の解雇を予定しているといい、これが事実ならばアニメーターやテクニカル部門などアニメ製作スタッフを2200人抱えている同社にとって、思い切った決断となる。ちなみに、ドリームワークス・アニメーションは、フォーチュン誌の恒例特集「仕事をするのに最高の企業TOP100」(Best 100 companies to work for)の常連だった。