2012年世界興収、228億ドルで新記録樹立

2013年1月15日 23:00


[映画.com ニュース] 2012年の世界映画興行収入が前年比2%アップの228億ドルという新記録を樹立したと、米バラエティ紙が報じた。

ロンドン五輪やUEFA EURO 2012、ヨーロッパ金融危機などがあったにもかかわらず、2012年の興収がアップした最大の要因は、前年対比で33%増という中国市場の驚異的な急成長だ。中国が定める外国映画の年間制限枠とは別に、3D映画やIMAXなど高画質方式の映画作品の参入を年14作品まで認めるようになったため、ハリウッド大作が中国で相次いで公開されるようなった結果、年間27億ドルという、北米を除く映画市場でナンバーワンの記録を樹立した。

これまで1位だった日本は23億ドルで2位、昨年、3位はイギリスおよびアイルランドの19億ドル、そして、韓国とドイツの13億ドルが続いている。

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