裏の顔はバンパイアハンター!?「リンカーン　秘密の書」特別映像公開

(C)2012 Twentieth Century Fox

［映画.com ニュース］　ティム・バートンが製作を手がける、ティムール・ベクマンベトフ監督の最新作「リンカーン　秘密の書」の特別映像がこのほど公開された。

「人民の人民による人民のための政治」の演説で有名な第16代米大統領エイブラハム・リンカーンが、人知れずバンパイアを退治していた――。伝記形式のフィクション小説「ヴァンパイアハンター・リンカーン」（新書館刊）が原案で、著者のセス・グラハム＝スミスが脚本を執筆した。リンカーン役にベンジャミン・ウォーカー、共演にドミニク・クーパー、アンソニー・マッキー、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ルーファス・シーウェルが名を連ねる。

特別映像の冒頭では、大衆を前に演説する姿と手にとった斧を見つめる横顔で、リンカーンの二面性を強調。そして、若かりし日のリンカーンとバンパイアの対決が次々と映し出される。リンカーンに扮したウォーカーの長身から繰り出される斧さばきは見事で、スローモーションを多用したアクションシーンはベクマンベトフ節が全開だ。

製作陣・キャストのコメントも挿入され、ベクマンベトフ監督は、昼間は大統領、夜はバンパイアハンターと2つの顔をもち民衆のために戦うリンカーンを19世紀版「バットマン」とたとえ、バートンは「かつてない斬新なストーリー」で「求めていた作品」と自信をのぞかせている。

「リンカーン　秘密の書」（3D／2D）は11月1日から全国で公開。