ラッセル・クロウ、S・キング「ダーク・タワー」映画版に主演？

写真：KCS/アフロ

［映画.com ニュース］　製作が難航しているスティーブン・キングの長編小説「ダーク・タワー」完全映像化プロジェクトから、主演予定だったハビエル・バルデムが降板。代わってラッセル・クロウが候補に浮上していると米Deadlineが報じた。

当初、米ユニバーサル・ピクチャーズが映画3部作とテレビシリーズからなる同プロジェクトを進めていたが、高額な製作費などを理由に昨年7月に撤退。現在は米ワーナー・ブラザースが、アキバ・ゴールズマンが執筆した映画第1部の脚本をもとに製作を検討している段階で、約2週間後にその答えが出るという。

主人公の“最後のガンスリンガー”ローランド役にはバルデムが予定されていたが、すでに降板したようで、プロデューサーのブライアン・グレイザーとメガホンをとる予定のロン・ハワード監督は、「ビューティフル・マインド」で組んだクロウの起用を考えているようだ。

ちなみに、ワーナーは同じくキングの大長編「ザ・スタンド」の映画化にベン・アフレック監督を起用し、進めている最中だ。