「ホビット」2部作が3部作に？

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［映画.com ニュース］　「ホビット　思いがけない冒険」と「ホビット　ゆきて帰りし物語」の2部作として製作されているJ・R・R・トールキン著「ホビットの冒険」の映画化が、3部作になるかもしれないと、エンターテインメント・ウィークリー誌が報じた。

7月中旬に米サンディエゴで行われたコミコンに出席したピーター・ジャクソン監督は、大がかりな追加撮影を示唆。「これまでに伝えることが出来なかった別の物語がある」と発言した。この追加撮影が「ホビット」シリーズの第3弾になるのかという質問に対し、ジャクソン監督は「まだ時期尚早だ」と回答を避けていた。

その後、エンターテインメント・ウィークリー誌が調査したところ、ジャクソン監督とワーナー・ブラザースは現在、「ホビット」を3部作にするための真剣な話し合いを行っているという。気になる内容は、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの原作である「指輪物語」の最終章「王の帰還」巻末に、トールキン自身が記した補足説明を下敷きにしているとのこと。ただし、3部作にするためには大がかりな追加撮影が必要になるうえ、主要キャストのスケジュール調整や契約更新など乗り越えるべきハードルは少なくないが、今後の動向に注目だ。

「ホビット　思いがけない冒険」は12月14日、「ホビット　ゆきて帰りし物語」は2013年12月14日の公開予定。