森山未來がピンクの髪に厚化粧　舞台「ヘドウィグ」ビジュアル公開

(C)Jin Ohashi

［映画.com ニュース］　俳優の森山未來が映画「モテキ」の大根仁監督とタッグを組んだ、舞台「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の最新ビジュアルが公開された。森山はピンク色の髪に化粧を施してヘドウィグになりきり、夜の都会で物憂げな表情を浮かべている。

愛と自由を求めるロックシンガーのヘドウィグは、性転換手術の失敗により股間に「アングリーインチ（怒りの1インチ）」を抱えることになる。出会いと別れを繰り返しながら、ヘドウィグは自らの存在理由と愛を問い続ける。

同舞台は、1997年にオフ・ブロードウェイで行われた初演を皮切りにイギリス、カナダ、ドイツなど世界各国で上演された人気ロックミュージカル。01年にはジョン・キャメロン・ミッチェルが監督、脚本、主演を兼ね映画化した。日本語版公演は、これまでに三上博史、山本耕史が主演を務めている。

大根監督が演出を手がける今作は、シンガーソングライターのスガシカオが、スティーブン・トラスクが手がけた楽曲の訳詞で、舞台初参加を果たす。10年に電撃解散したパンクバンド「ミドリ」の元ボーカル・後藤まりこが、ヘドウィグの相方イツアーク役で舞台に初挑戦するほか、東京公演のみ「モテキ」の岩崎太整、ロックバンド「FUZZY CONTROL」のJUONがバンドメンバー役で出演する。

森山が主演する舞台「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」は、東京公演が8月29日～9月10日にShibuya O-east、大阪公演が9月14～17日にZepp Namba、名古屋公演が9月22～23日にZepp Nagoya、福岡公演が9月25～26日にZepp福岡で上演。また9月28～30日、東京・台場のZepp DiverCity Tokyoでツアーファイナルが行われることが決定した。