塚地武雅＆安めぐみ、夫婦役で共演　「くろねこルーシー」公開決定

［映画.com ニュース］　動物と中年男性コンビの奮闘を描いた、人気シリーズの最新作「くろねこルーシー」が10月に公開されることが決定。お笑いコンビ「ドランクドラゴン」の塚地武雅とタレントの安めぐみが、夫婦役で共演していることがわかった。

「犬飼さんちの犬」「マメシバ一郎3D」などに続き、亀井亨監督がメガホンをとり、永森裕二が脚本を手がけた。ふとしたきっかけで黒ネコを飼うことになった青年・鴨志田陽が、亡き父とのきずなを深める様子を描いたドラマ版の前日譚。陽の父親でさえない中年の“ねこ占い師”が、生まれたての黒ネコとの生活を通して人生を見つめ直す。塚地、安をはじめドラマ版に参加した山本耕史、京野ことみらが共演している。

迷信に振り回されてばかりの中年占い師・鴨志田賢（塚地）。妻（安）には別居されさんざんな日々を送っていたが、ある日、不吉の象徴である2匹の黒ネコと出会う。はじめての“子育て”に困惑しながらも、賢は子ネコの力を借りた占いを行い、本当に大切なものを見つけていく。

ドラマ版は、反発しながらも父親と同じ道を進んでいく青年・陽（山本）に焦点を当てた。劇場版は、ドラマ版では描かれなかった父親の人生を中心に、息子との確執をひも解いていく。また、同シリーズは愛らしい動物たちの演技も見どころのひとつ。今作は、全国から選ばれた生後50日の黒ネコの赤ちゃんが、見るものを魅了する。

「くろねこルーシー」は、10月に全国で公開。