タランティーノ新作場面写真を初公開　ディカプリオが映画史上最悪の極悪人に！

［映画.com ニュース］　クエンティン・タランティーノ監督・脚本の新作ウェスタン「ジャンゴ・アンチェインド（Django Unchained）」の邦題が「ジャンゴ　繋がれざる者」に決定、場面写真が初公開された。

タランティーノ監督がレオナルド・ディカプリオとタッグを組んだ本作は、南北戦争前のアメリカ南部ミズーリ州を舞台に、主人公ジャンゴが生き別れた妻を探す過程でドイツ人の賞金稼ぎと出会い、黒人たちを酷使する邪悪な白人農園主カルビン・キャンディと戦うというストーリー。

ディカプリオ演じるキャンディは、タランティーノ監督いわく映画史上最悪の極悪人だという。「レオはこの役で多くの人々を驚かせることなると思う。レオがやっているこの役は、他に比べられるものはないね。なぜなら、このキャラクターは、映画史上まったく存在しなかったものだからだよ。レオ史上でも間違いなくね」と、ディカプリオにとって初の悪役となる人物像を解説する。

このほど公開された場面写真で、ディカプリオ扮するキャンディは、成金趣味の衣装にくわえタバコで眉間にしわをよせ、手に握った金づちを見つめている。極悪非道の農園主という倣岸不遜な雰囲気が感じ取れる一枚だ。このほか、主人公ジャンゴ役のジェイミー・フォックス、賞金稼ぎ役のクリストフ・ワルツが並ぶシーンも公開された。

ケリー・ワシントン、カート・ラッセル、サミュエル・L・ジャクソン、サシャ・バロン・コーエンらが共演する。

「ジャンゴ　繋がれざる者」は2013年3月丸の内ピカデリーほか全国で公開。