ジョセフ・ゴードン=レビット、タランティーノ監督作から離脱
2012年4月8日 15:00
[映画.com ニュース] 俳優ジョセフ・ゴードン=レビットが、出演する予定だったクエンティン・タランティーノ監督・脚本の新作ウェスタン「ジャンゴ・アンチェインド(Django Unchained)」から、降板したことが分かった。
ゴードン=レビットは、自ら脚本を執筆したコメディ映画で長編監督デビューを飾ることが決まっており、そちらに注力するためタランティーノ監督作からの離脱を決意。米MTVに、「本当に、本当に出演したかった。彼(タランティーノ)は大好きなフィルムメイカーのひとりなんだ。僕が監督することについてもとても協力的で、これ以上ないほど感謝している」と明かしている。タランティーノ監督も応援しているという初監督作は、ゴードン=レビットが主演を兼ね、ほかにスカーレット・ヨハンソン、ジュリアン・ムーアが出演する。
現在撮影が進められている「ジャンゴ・アンチェインド」は、アメリカ南部を舞台に、主人公ジャンゴが妻を救い出すために、黒人たちを酷使するいかがわしいクラブを経営する白人農園主カルビン・キャンディと戦うというストーリー。レオナルド・ディカプリオ、ジェイミー・フォックス、クリストフ・ワルツ、サシャ・バロン・コーエン、サミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセルといった豪華キャストが共演している。12月25日全米公開。