間寛平、故・忌野清志郎さんは「キングなのに、思いやりがある人」
2011年11月24日 20:20
[映画.com ニュース] タレントの間寛平・間慎太郎親子が11月24日、東京・新宿バルト9で行われた音楽映画「忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー 感度サイコー!!!」の“大江戸プレミア”イベントに出席した。2009年に他界したロック歌手・忌野清志郎さんを題材にした本作。生前の清志郎さんと“ご近所付き合い”していた寛平は、マラソンとヨットで世界一周するアースマラソン(2008年12月~2011年1月)の応援歌「RUN 寛平 RUN」を書き下ろしてもらった縁もあり「ロック界のキングなのに、すごく優しくて思いやりがある人だった」と改めて故人をしのんでいた。
清志郎さんの呼びかけによって、01年、04年、06年と3度にわたり大阪城ホールで行われてきたライブ「ナニワ・サリバン・ショー」(通称・ナニサリ)のライブ映像をベースに、この夏、“4度目のナニサリ”を開催しようと集まった斉藤和義、Chara、トータス松本、仲井戸麗市、矢野顕子、山崎まさよし、北川悠仁、岩沢厚治ら豪華アーティストたちの歌声やドラマシーンが挿入される。寛平も「改めて、すっごいメンバーですね」と驚いていた。
一方、息子で歌手として活動する慎太郎は「僕が新しいアルバムを出したとき、お体が万全ではないというのに、わざわざ浅草の花やしきでコメントVTRを収録してくれた」。幼いころからあこがれの存在だったといい「叶うならもう一度ライブを見たい。今でも夢に出てきます」と清志郎さんへの思いを語った。
なお、寛平は、喉頭がんのために亡くなった人気落語家・立川談志さんに対し「番組でご一緒させていただき、何ともいえない魅力がある方だと思った。もっといろんなお話をして、勉強させていただきたかった。いつか一緒にお酒を飲みたかった」と追悼コメントを出した。
「忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー 感度サイコー!!!」は11月26日から全国でロードショー。