全編パリ撮影の窪塚洋介主演作、劇場版予告編が公開

（C）2011「UGLY」フィルムパートナーズ

［映画.com ニュース］　窪塚洋介が、オール仏パリロケで撮影した主演作「UGLY」（柿本ケンサク監督）が、12月10日から東京・渋谷のシネクイントでの2週間限定上映が決定し、このほど予告編とポスターが公開された。

WEB上の映画館「THEATRE TOKYO」（http://theatre-tokyo.com/）で8月中旬から公開していた本作は、窪塚が新進気鋭の映像監督として知られる柿本と初タッグを組み、とある若者たちの等身大の日常とその裏に隠された出来事を、パリを舞台に描き出す。共演は桃生亜希子、劇中音楽はホウ・シャオシェン監督作などの音楽も手掛ける半野喜弘が担当した。

なんの目標もなくただ生きていたカメラマンのカズヤは、パリに住む異母兄弟の聡を訪ねる。しかし聡が一緒に住んでいたルームメイト2人には出会うが、聡は見つからない。ある日カズヤは日本人女性・理恵と愛し合う仲になり、理恵の口から、聡が自殺していたことを知る……。

予告編は冬のパリの寒空の下、窪塚扮するカズヤがカメラを携えながら、点と点をつなぐように聡の足跡を追い、真実を知ろうと、異国の地で出会った人々と必死にやり取りする姿が映し出されている。ポスターは、エッフェル塔を中心に配し、作品の舞台となるパリの美しい景色を切り取った。

「UGLY」は、12月10～22日、シネクイントで2週間限定レイトショー上映。