橋本愛、水谷豊の娘役で「仕事で初めて緊張した」

2011年9月24日 16:07


笑みを浮かべる橋本愛
笑みを浮かべる橋本愛

[映画.com ニュース] 女優の橋本愛が9月24日、主演映画「アバタ―」のDVD発売を記念し、東京・タワーレコード秋葉原店でトークイベントに出席した。

山田悠介の人気小説が原作で、“アバタ―”と呼ばれる仮想の自分を作り上げるゲームにのめりこみ、本当の自分との境界線を失っていく女子高生の姿を描いた学園サスペンス。「告白」で鮮烈な印象を残した橋本が、さえない女子高生から徐々に変貌を遂げていく主人公を演じている。

橋本は今春、高校に進学し女優、雑誌「Seventeen」のモデルとして活躍するが「私、タワレコのショップ店員になりたいんですよ」と大好きな同店でのイベントにうれしさいっぱいの様子。ファッションセンスゼロのさえない女子高生を演じたが、「現場でメイクさんと監督が、どれだけブサイクにするかと話し合っていて、特殊メイクにしようかとまで言っていました(笑)。監督に『今のシーン、ブサイクだったよ!』と言われて、うれしいけど複雑な気持ちでした」と苦笑いを浮かべた。

自らは「クラスの中心でワイワイと騒ぐタイプで、(演じた役柄とは)まったくかすっていない」という。同作や「告白」など、陰のあるタイプの役どころを演じることが多いため「第一印象で怖い、冷たい、近づけないって思われちゃうんです」と困惑気味。そのため、「ハジけた役やアイドルチックなキャピキャピ……いや、ギャピギャピした典型的なブリッ子の役とかやってみたい」と語った。

来年公開の映画「アナザー」でも主演を務めるほか、「HOME 愛しの座敷わらし」では主演の水谷豊安田成美の娘役を演じている。「これまで仕事で緊張したことがなかった」という強心臓の持ち主だが、「『HOME』では初めて緊張しました。みなさんすごい方ばかりでプレッシャーもありましたし、『相棒』のチームということで空気が出来上がっていて、その中に入っていいのかな? という気持ちになりました」と明かした。

「アバタ―」は昨年の11月に撮影はクランクアップしたが、そのころと比べ「身長は4~5センチ伸びました」と成長真っ盛り。「目標はないです。移り気が激しいので(笑)。好きなことをやれていたら」と笑顔をのぞかせた。

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